60代からの健康は“食べ方”で決まる!美味しくタンパク質をとるコツ
今日は、**60代からの健康を守るカギ、「たんぱく質のとり方」**についてお話しします。
みなさん、「自分はたんぱく質、足りてるはず」と思っていませんか?
実は、日本のシニア世代——特に女性を中心に、
たんぱく質の摂取量が足りていないというデータが出ています。
そのまま放っておくとどうなるか?
筋肉が落ちて、転びやすくなる、疲れやすくなる、風邪をひきやすくなる…。
いわゆる「フレイル(虚弱)」の入り口に、知らないうちに立っているかもしれません。
でも、大丈夫。
たんぱく質をしっかりとることで、筋力も体力もちゃんとキープできます!
たんぱく質というと、「お肉をたくさん食べなきゃ」と思いがちですが、
安心してください。柔らかくて、消化にもやさしい食材でたっぷり取れるんです。
たとえば…
- 豆腐:冷奴やスープにすれば、喉ごしもよくて体にやさしい
- 卵:ふるふるの茶碗蒸しは、胃に負担をかけず栄養たっぷり
- 鶏胸肉のサラダチキン:作り置きもできて、忙しい日にも便利

さらにおすすめなのが、発酵玄米。
腸内環境を整えて、たんぱく質の吸収効率をアップしてくれる優れものです。

「昔より量が食べられなくなって…」という方でも、
質の良いものを少しずつとれば、しっかり栄養は届きます。
もうひとつ、大切なのが 「お出汁」。
昆布やかつお節のうま味には、
体の回復を助ける成分がたっぷり含まれています。
毎日一から取らなくてもOK。
市販のだしパックでも、十分効果がありますよ!
味もまろやかになり、塩分を控えたい方にもぴったりです。

では最後に、たんぱく質たっぷり・やさしい和の一日献立をご紹介します。
【朝】
・発酵玄米ごはん
・冷奴にすりおろししょうがとポン酢
・だし巻き卵
・豆腐とわかめの味噌汁
【昼】
・鶏胸肉のサラダチキン
・かぼちゃの煮物
・発酵玄米のおにぎり
・小松菜としめじの味噌汁
【夜】
・鮭の塩焼き
・茶碗蒸し(卵・えび・ほうれん草)
・ごぼうとにんじんのきんぴら
・具だくさんのけんちん汁

たんぱく質を意識してとることは、
未来の自分へのプレゼントになります。
「食べることが楽しみ」と思える毎日を、無理なく、楽しく続けていきましょう!