【老後の体力づくりのお作法】

幸せな老後のための「体力づくり」サロンdeリエコ流足腰を鍛えるためのお作法
「運動や健康習慣はめんどうくさい」
こういう方も多いでしょう。ここが工夫のしどころです。
義務感で何かをするのではなく、どうやったら楽しみながらできるか、興味を持てるようになれるのか。
すると、ちっとも苦痛では無くなります。むしろワクワクして来たりするものです。
大事なのは、老後の幸せを左右する健康は今からでも改善できるという意識を持つこと。
三日坊主にならない取り組みをしましょう。
中でも一番身近な、自分の足を使う「歩く」こと。歩いて筋肉を落とさないようにするのです。
一番身近な健康法です。スポーツクラブで歩いても、散歩でも構いません。
とにかく、自分の足を使ってあげましょう。
ただ歩くのではなく、周りの景色を楽しみながら、「わあ~!きれい!」とか
「気持ちいい!」などと感じながら、歩ける場所が近くにある方はラッキーですね。
歩きたくなりますから。
これだけで、いい刺激が入って脳の活性化にもつながります。
もしこのラッキーがないならばとっておきのコツがあります。
履きやすくて歩ける靴を持つこと。
スニーカー、ではなくて「お気に入りで履いて歩きたくなるスニーカー」を用意しておくのです。
楽しくなりませんか!買ってしまえば歩きたくなるものです。
その位、お気に入りのスニーカーを探してください。
今は良いものばかりいっぱいあります。
何でも、楽しんでやりましょう!この楽しむが大事なのです!
これでやる気も倍増しますし、長続きもするというものです。
「継続は力なり」と言いますが、三日坊主の対策にもなります。
誰でもできる「歩く」事は、有酸素運動です。
有酸素運動の効果はよく知られているところですが、
こんなに老後の健康不足を消す効果があるのです。
1 体脂肪を減少させて肥満の解消または予防
2 血圧や血糖値、心臓機能の改善
3 骨粗鬆症予防
4 認知症の予防
5 気分転換やストレス解消などの精神的な安定効果
6 老人性うつの予防
あらためて見ると、老後の心身の健康維持に役立つものばかりです。
だからこそ日常生活の中に、意識的に運動を取り入れていきましょう。
「歩く」だけではなく「足づかい」と考えたら良いと思います。
階段を使う。家事などもキビキビと動く。「足づかい」を増やす事を心掛けましょう。
大股で歩くとか、速歩で歩くとか、どんな小さなことでもやらないよりはましです。
「足づかい」で一番簡単なのはやはり「歩くこと」ですが、
理想は一日8000歩、60分間歩くこと。これを聞くと、ちょっとハードルが高いかもしれません。
そこで、厚生労働省は「普段の運動のプラス10分多く」と言っています。
これですと、少し気が楽に取り組めそうです。
10分程度の歩行を1日に数回行う程度でも効果が期待できるとしています。
これを続ければいいわけです。
「歩くこと」を意識するだけでも歩数は間違いなく増えるものです。
そして今までスルーしていた地域のスポーツイベントも活用してみてください。
お金もかからず、健康意識が高まり、運動仲間も出来るかもしれません。
私も、地域のウォーキング大会に参加します。
コースは5キロから40キロまであり選べるのですが、5キロコースです。
季節も新緑の頃で清々しく、スタッフさんの「頑張ってください!」という応援にもやる気が出ます。
周りの風景を楽しみながら、友人と楽しくおしゃべりしながらです。
このウォーキングの感想は「気持ちよかった!」「楽しかった!」です。
体がその感覚を伝えてくれるのです。体を動かすとスッキリするのは間違いありません。
新緑の屋外ならなおさらです。
たとえ少々きつかったとしても、この感覚を覚えておくと、
また参加しようと思う気になり、継続できるようになるのです。
「その気になる」のです!
歳をとっても健やかに過ごして行くための身近な準備の一つは、
楽しく「歩く」ことと「足づかい」を増やすことです。